法人の税金にはどのような種類があるのか

法人税とは、株式会社、合名会社、合資会社、特例有限会社、医療法人、相互会社、企業組合、一般社団法人、一般財団法人などの普通法人や協同組合が事業によって収益を得た際、課税される税金のことです。法人税には大きく分けて、「各事業年度の所得への法人税」、「各連結事業年度の所得への法人税」、「特別法人」の３つがあります。

■各事業年度の所得への法人税
各事業年度の所得への法人税とは、各事業年度の法人の所得に課される税金のことです。

■各連結事業年度の所得への法人税
親会社に対し、連結している法人を連結事業といいます。連結したすべての親会社・子会社をひとつのグループとしてとらえて、そのグループ全体の所得に対して課される税金を各連結事業年度の所得への法人税です。

■特別法人税
特別法人税とは、法人の年金積立金に対して課税される法人税のことです。特別法人税は、各事業員に年金が給付された時に課税されるという課税のタイミングが特殊な法人税です。なお、この税金は、令和5年（2023年）3月31日までは、特別法人税の課税は凍結されています。

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